「東京コンテンポラリーアートフェア2009」で現代アートの熱気を感じる

<老若男女が集う会場>
2009/11/21(土)は、「東京コンテンポラリーアートフェア2009」へ行ってきました。
わたしは、このフェアのことを知りませんでした。が、twitterで@npocatさんのつぶやきから偶然、存在を知りました。
このフェアのコンセプトは、「気軽に現代アートへ触れ、保有できる喜びを広める」というもので、アート素人の私にはうってつけのフェアです。
ということで、本当は、土曜出社で仕事をしようと思っていたのですが、急遽、会場へ向かうことにしました。

会場に着くと、多くの人が集まっており、会場は熱気にあふれていました。
来場者の年代も非常に幅広い。
10代、20代の若者から、ご夫婦とお子さんという家族連れの方、さらにはお孫さんを連れたおじい様、おばあ様もいらっしゃいました。
現代アートの会場には人が少ない、というイメージを今までもっていましたが、それは勘違いだったのかもしれません。

会場は東京美術倶楽部の3階、4階の2フロアに別れており、70近くの画廊が作品を展示しています。
展示の方法もさまざまで、複数のアーティストの作品を展示している画廊もあれば、一人のアーティストにフォーカスを当てている画廊もありました。
作品の価格帯も、気に入ったものがあれば、ちょっと頑張れば購入できるような価格帯のものが多かったです。
もちろん、といってよいのかわかりませんが、私は購入目的として会場へ足を運んだわけではありませんでした。
しかし、ボーナスで頑張れば買えるかもしれない、携帯電話の機種変更を我慢すれば変えるかもしれない、といった価格帯の作品を観ていると、買っても良いかもなぁ、と思ってしまいました。

私が特に気になったアーティストは、以下の3名です。

◆東城信之介-ガルリ・ソル
鉄板を錆びさせることで作り出される作品は、儚さを漂わせる落ち着いた雰囲気をもっていました。
作品のモチーフも、抽象的なもののようでいて、実は何か具体的なものが取り扱われている、という不思議な感じ。
作品を鑑賞した後で、あれは金魚だったのかな、あれは大仏ぽかったな、などと思い出して、楽しめる。
落ち着きがありながら、不思議で面白みのある作品でした。

◆nomoto piropiro-帝塚山画廊
おそらくカラーなのでしょうが、モノクロ写真のような、少し暗めの作品でした。
物悲しいような雰囲気を感じるとともに、迫力とエロスを感じる女性の写真が印象的でした。

◆大槻香奈-ニュートロン東京
漫画、アニメ的な作品でした。
可愛らしい雰囲気をもちながらも、少々、残虐性、歪さのような毒を含んだ作品でした。
血を流したり、少々異常ともいえる数の子供を抱く少女を見つめていると、切迫感、寂寥感を抱きました。

このほかにも気になる作品は多数ありました。
全体的な傾向としては、現代アートらしいアニメ的、漫画的な作風の作品と日本画。
そして、仏像などの日本に古来から存在した文化をモチーフとした、文化の再発見、回帰的な作品が多かったように思いました。

<もっと美術について勉強したい>
今回のフェアに行って思ったことは、私はまだまだ勉強不足、知識不足だな、ということです。
画廊の方には、緊張してこちらからは話しかけられず、さりとて話しかけられても気の利いた返しもできず。
こうした点は、自分の知識や立ち居振る舞いに自信がないことに原因があると思います。
たしかに、さまざまな作品を味わう方法として、見た目の快をそのまま味わうという方法が一番、簡単です。
また、趣味として楽しむにはそれでもよいのかもしれません。
しかし、より作品の凄さを理解する、魅力を理解するためには、それだけではいけないと思います。
アーティストが作品をつくった思いや考えの背景、作品の素材、現在のアートの流行など、こうしたことを知ることで、さらに作品、芸術を楽しむことができるはずです。
くわえて、画廊やフェアなどの基本的な楽しみ方やマナーなども身につけて、画廊やフェアを自信をもって楽しめるようになりたい、と思います。

【会場情報】
◆東京美術倶楽部
http://www.toobi.co.jp/
◆TAB-「東京コンテンポラリーアートフェア」
http://www.tokyoartbeat.com/event/2009/E640

【作家情報】
◆東城信之介(Shinnosuke Tojo)
・google_”東城信之介”による画像の検索結果

◆nomoto piropiro
・適当に真剣、真剣に適当_nomotopiropiro blog
・digmeout.net-RECOMMENDED ARTISTS_nomoto piropiro

◆大槻香奈(Kana Ohstuki)
・Rillfu_大槻香奈公式webサイト
・digmeout.net-RECOMMENDED ARTISTS_大槻香奈

【次の予定】
◆「ヴェルナー・パントン」展 @東京オペラシティ
http://www.operacity.jp/ag/exh111/
◆TAB-ヴェルナー・パントン 展
http://www.tokyoartbeat.com/event/2009/E961
※すでに鑑賞済み。近々、記事を書きます!

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