「ヴェルナー・パントン展」へ穴の開いた靴下で行ったことを悔やむ

<盛況な会場>
2009/11/23(月)は、東京オペラシティで開催中の「ヴェルナー・パントン」展へ行ってきました。
開場時間の11時とほぼ同時刻に行ったのですが、若い人たちを中心に結構な混み具合でした。
私はヴェルナー・パントンという人を、この展覧会へ行くまで知りませんでした。
が、会場の混み具合を見て、もしかしてものすごく有名な人なのかな、と認識を改めました。

<奇妙な調和をもった世界観>
ヴェルナー・パントンの家具は、どこかシステマティックで、近未来的な印象を受けました。、
家具にプリントされた模様は丸や四角のパターンであったり、機械的で精密な計算によって切り出されたようなデザインであったりする作品は、古びた印象はいっさいありませんでした。
しかし、購入したら「どこにどうやって置こうか?」と悩まされそうな前衛的なデザインな家具は、純和風な場所はもちろん、パントンの出身地であるデンマークでも収まるところはなかったのではないでしょうか。
家具を単体を見て購入してしまった場合、実際に家においてみると収まりが悪く、どこにおいてよいかわからない、という羽目になりそうです。

しかし、パントンの凄さはその作品の単体のデザインだけでなく、全体の世界観に調和があることだと感じました。
この展覧会のメインとなるのは、実際にパントンが1970年にケルンで製作した「ヴィジョナ2」という展覧会の再現です。
この「ヴィジョナ2」を再現している空間を含めて、フライング・チェアやUFOのような照明が飾りつけられた空間が実に凄いのです。
一見、ビカビカした派手な色づかいと奇抜なデザインの家具や照明は、単体でも大きな存在感をもっています。
そのため、どこかのクラブでないと収まりがつかない、落ち着きのない空間を生み出しそうに感じます。
ですが、そんなことはありません。
奇抜なデザインのイスは、その滑らかな形で見ていると落ち着きを感じます。
派手な色使いをされた照明は、実に柔らかな光を発して、周囲をやさしく照らします。
奇抜で、大胆なデザインと色使いがじつに見事に調和しているのです。

強烈な個性をもちながら、その個性を統一する世界観をもつパントン。
パントンは、「デザイン界のピカソ」というあだ名もつけられたようですが、そんな必要はいっさいない、と感じました。
それほど、豊かで個性的な才能をもったアーティストだと思います。

<靴下は確認して>
「ヴェルナー・パントン」展のメインとなる「ヴィジョナ2」を再現する会場は土足厳禁です。
私は、このことを知らずに当日、穴の開いた靴下を履いていってしまいました。。。orz
そのため、靴下の穴が気にしなってしまい、気もそぞろ。
展覧会に集中できませんでした。

もしも足を運ばれる方は、私のようなことがないように、しっかりと靴下を確認してから会場へ足をお運びください。

【会場情報】
◆東京オペラシティ-ヴェルナー・パントン展
http://www.operacity.jp/ag/exh111/index.html
◆TAB-「ヴェルナー・パントン」展
http://www.tokyoartbeat.com/event/2009/E961

【作家情報】
◆ヴェルナー・パントン(Verner Panton)
・hhstyle.com-デザイナー_Verner Panton

【次の予定】
◆「ラグジュアリー:ファッションの欲望」展 @東京都現代美術館
http://www.kci.or.jp/exhibitions/luxury/
◆TAB-「ラグジュアリー:ファッションの欲望」特別展示: 妹島和世による空間デザイン/ コム・デ・ギャルソン
http://www.tokyoartbeat.com/event/2009/4B1A

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