月を目指して(2)~CSM研修について出したメールの返信が上司から来た~

2週間ほど前に、

認定スクラムマスター研修(CSM)を、会社のお金で、受けに行きたい

というメールを上司に送る、という内容のブログの記事を書きました。
結構、周囲の人がブログを読んでくださったらしく、

「あの件、どうなった?」

と多くの方に声を掛けてくださいます。
意外な注目の高さに驚いています。
ですので、今日はその件の続きを書きたいと思います。

メールを送った当初、自分が所属している部署がとくにバタバタしているため、私が送ったメールは無視された状態でした。

自分が考え抜き、思いを込めて出したメールが無視されたからといって、あきらめてはいけません。
そもそも、部長が、会社と部署にとって明らかに、私の研修よりも重要な問題に関わっているとわかっていたので、たいしたショックも受けずにすみました。
これは、私が所属している会社が従業員が100名以下の会社で、5歩も歩けば部長の席、というオフィスの利点ですね。

で、その問題が解決をしたころあいを見計らって、「送ったメールをお読みいただけましたか?」と部長に問いかけると以下のような内容のメールが返信されてきました。
さすがに本文はそのままご紹介できませんので、内容をまとめて紹介します。

システム開発手法や技術には真理は存在しない
アジャイル開発が会社、お客様に有効な手法かが判断できない
要望については社長に申請する。ただし、結果は期待しないで欲しい

1つ目の「システム開発手法や技術には真理は存在しない」という意見は、開発手法というのはミズモノので経営や開発現場の問題を本質的に解決するものではない、という意味だと思います。
おそらく、この意見は上司の経験に基づくものなのでしょう。
上司は、すでにこの業界に30年以上もいるベテランです。
そのキャリアの途上では、多数の開発手法や設計手法が注目を集め、そして、消えていったという経験をしているはずです。
メールにも詳しくは書いてありませんでしたが、「1度、あたらな手法といわれる開発手法を使ったことがある」とも書いてありました。
結果までは聞いていませんが、おそらく成果は芳しくなかったのではないか、と思います。
そうした経験から、「開発手法に真理は存在しない」という結論が導き出されているのだと思います。

この点については、「いえいえ、アジャイルは違います!」と強弁するつもりは、私自身はありません。
おそらく上司が言っていることは正しいと思えるからです。すくなくとも、上司の経験上の事実であることには変わりはありません。
なにより、手法はあくまで手法であり、状況において適切に実行されなければ問題を解決する力にはなりえません。
そうしたことから、「開発手法に真理は存在しない」ということは正しいと思えます。

また、上司の言う「真理」には、「不変」という意味合いがこめられているように思えます。
開発手法やシステムの技術は、同一のものでありがながら呼び名が変わっただけもの、もしくは、理論は立派だけれど現実に対応できないもの、そうしたものが雨後のタケノコのごとく生まれ、消えてきたという歴史があるのも事実です。
そうした歴史から鑑みれば、アジャイル開発もまた、その中の1つとして認識されてもおかしくはありません。

2つ目の「アジャイル開発が会社、お客様に有効な手法かが判断できない」という点についてですが、これは当然でしょう。
というのは、そもそもメールを送るより前の段階に上司にたいして、

アジャイル開発、特にスクラムとはどのようなものなのか
現状の会社、お客様にどのような利点があるのか

といった、上司が当然、抱くであろう疑問にたいする説明をまったくしていないからです。
まだまだ、自分の行動が足りていません。

3つ目の「研修費の負担や研修を業務時間として受講する件については社長に申請する。ただし、結果は期待しないで欲しい」という点も、当然かと思います。
会社を含め、部署の業績も芳しくないさなか、20万の費用は大きいものです。
単純に考えても、「倍の月給くれ!」と要求しているわけですから。
ただ、なんとしても「業務時間内で出席」という点は、話をとおしたい、と思っています。

ようするに、送ったメールにたいして非常に全うな、生意気な言い方をすると予想通りの回答があった、といえると思います。
単純に、上司の返信の内容を悪いようにとると

「まったく」関心がないし、上司による周囲への働きかけは期待できない

というものになるでしょうか。

しかし、良いようにとると

「まったく」関心がないが、上司は自分の活動には理解を示してくれている

というものにもなりえます。
私は、この返信内容を「後者」だと思っています。
これからも行動する余地がある、ということはよいことだと思います。
また、なんだかんだ平社員の意見が社長まで届く、という会社の環境もよいものだと思います。

実は、今日はメールを送った上司とこの件について、飲みながら話す予定です。
飲み会では、

どのような開発手法を用いたことがあって、どんな結果になったかを聞く
アジャイル開発を導入することの利点を説明させてくれないかを頼む
なんとか業務時間内でCSM研修を受けさせてくれないかを頼む

を目標にいろいろ話してみたいと思います。

この記事は、「今夜、やるべきことをきちんとやりますよ」決意表明、みたいなものですね。
今夜の結果は、また後日。

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