行列の出来る勉強会に参加してきた@Hudson勉強会

2010/11/12にHudson勉強会に参加してきました。

Hudsonとは、日本人の@kohsukekawaさんが中心となって作成されたプログラムの自動ビルドツールです。
@kohsukekawaさんがお話されるとあってか、参加人数が200名を越え、受付の入り口に行列ができるほどの活況をていしていました。

講演内容のバランスも素晴らしかったです。
・Hudson初心者へ向けたHudsonの利便性やチュートリアル的なお話
・Hudsonの方向性や哲学のお話
・実際にHudsonを使って仕事している方たちの実践的なお話
と非常に良い流れでプログラムが組み立てられているなぁ、と感心してしまいました。

私がHudsonというツールを知ったのは、1年ぐらい前でした。
プログラムを自動ビルドしてくれるだけでなく、テストコードを書いておけばそれも自動実行してくれる、という便利さを目の当たりにしてとても驚いたのを覚えています。

その当時から汎用機で開発している私の環境では、テストの自動実行はもとよりプログログラム自動ビルドすらできず、Hudsonを利用している人たちを羨ましく思ったものです。

勉強会に出席して、Hudsonは作成者たちの哲学が感じられる良いツールだな、と改めて感じました。
@kohsukekawaさんは、Hudsonという名前にした理由を、
「英国の執事のような存在にしたかったから」
とおっしゃっていました。

開発中の私たちが煩わしいと思う作業を肩代わりする一方で、人間味のある存在にしたい、という理由があったそうです。

ちなみに「セバスチャン」という名前でも良かったそうです。笑

Hudsonが肩代わりしてくれるのは、私たち人間が苦手とする作業です。
たとえば、
・開発中にビルドが壊れていないか確認する
・テストの実行環境を整える
・修正したプログラムの機能がデグレーションしていないか確認する
・テスト環境などへのデプロイ
という作業です。

頻繁に実行したい(もしくは、実行する必要がある)ものでありながら、手動で行うと多くの時間を必要とする作業です。
正確さが要求される一方で、繰り返しが必要であるという、人間が苦手とする作業です。
だからこそ、人手を介して行う作業ではありません。

Hudsonはこうした作業を、簡単な起動方法、GUIを通じた簡単な設定を通して肩代わりしてくれるのです。
そして、我々から依頼を受けた作業を健気に繰り返し、誤りなく行ってくれるのです。
まさに、主人からの命をうけた英国の執事のような働きぶりです。

苦手で、煩わしい作業から解放された開発者たちは、さらに創造的な作業に集中できるようになります。
これこそが、Hudsonを使用することの最大の利益です。

個人的な、Hudsonは、自動ビルドツールとしてデファクトになりつつあると感じています。
金曜日の夜に200名以上の集めるツールなのです。
その要因はまさにHudsonが、作成者たちの哲学を体現したツールだからだと、勉強会を通じて感じました。

最後に、実践的な知恵を記しておきたいと思います。
・ダッシュボードを使いこなして必要な情報を閲覧できる
・綺麗なテストの実行環境が自動で整えられるようにしておく
・テストケースのメンテナンスが必要なことを念頭にテストケースを構成はよく考える
・ビルド履歴の上限を設定してビルド履歴でサーバーの要領を圧迫しないようにする

なお、日本Hudsonユーザー会が立ち上げられるとのことです。
http://build-shokunin.org/
URLが素敵ですね。

この会に通じてさらにHudsonと自動ビルドという分野が盛り上がって行きそうな気配です。

◆勉強会情報
・Hudson勉強会
twitter-hashtag: #hudsonstudy
・日本Hudsonユーザー会
http://build-shokunin.org/

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