「早く行きたいなら、一人で行きなさい。遠くへ行きたいなら、みんなで行きなさい」という言葉を聞いても、最近は「みんなと、早く、遠くまで行く」ことを考えるようになった

「早く行きたいなら、一人で行きなさい。遠くへ行きたいなら、みんなで行きなさい」
という言葉あります。
目標を達成するにおいて、示唆に富んだ言葉だと思います。

出典はわからないのですが、どうやらアフリカの諺らしいです。
日本でも、偉い人や有名な人も紹介されているようなので、お聞きなったことがある方も多いかもしれません。

諺のいう「早く行く」というのは、他人と比べて、といった相対的な速度のことを指していないと私は思っています。
「自分にとって早い速度」で行きたいなら、ひとりで行きなさい、という意味で私はこの言葉を捉えています。
そのため、ひとりで事を起こせば、AさんやBさんと比べて、早く目標に到達する、というわけではない、と考えています。

私が考える速度以上で目標に近づくことを、早い、といって良いのだと考えています。
ひとりでことを起こせば、自分でその速度が調整でき、ストレスなく、自分にとっては十分に早い(と感じる)速度で目標が達成できる、ということだと思うのです。

一方、遠くまで行く、というのは、当初の目標よりも更に先、おそらくは考えもしなかった目標へ到達することだと理解しています。
そのため、自分と一緒に目標を目指してくれる人たちがいたほうが良い、という考え方です。

自分と行動を共にしてくれる仲間は、自分にないものをたくさん持っています。
ひとりでは得られないものをたくさんあたえてくれます。
知識や情報をもっていたり、悩んでいれば相談にのってもらえたり、間違いを指摘してもらったり、一緒にことを起こす仲間はたくさんのものを与えてくれるのです。

仲間と助け合いながら少しずつ進んでゆけば、「遠くまで」の言葉のとおり大きな目標を達成できそうな気がします。
私がはじめて会社内に社内勉強会の通知をだしたときは、たくさんの人たちに相談にのってもらい、知恵や勇気をもらいました。

だからこそ、私が、初めてこの言葉を聞いたとき、「無理せずゆっくりとやりなさい」という意味でこの言葉を捉えていました。
なぜなら、私は遠くへ行きたい、と思っていたからです。
もちろん、今も思っていますが。

最近は、会社のおかしいなと感じる部分を変えたい、と願うことが多くなりました。
しかし、簡単には行きません。

自分も含めて、環境を変えるというのはとてつもなく大きなストレスを伴います。
また、会社という単位ではそもそも各社員が抱えている問題も、それにたいする対処方法も違います。
自ずと、組織全体へ影響を及ぼすには、多くの人たちへ影響を与えなければならず、そのために多くの時間を使うことになります。

何かを「私が思っているように」変えることは、多くの人たちに納得して、仕事や責任を引き受けてもらう必要があります。
そのためには、多くの人に納得してもらうまで、私は待たなければいけません。

どのようなものごとに関しても、納得して行動するには、その本人の意志が不可欠で、私が多くの説明を繰り返してもその速度を早めることはできないと思うからです。

説明をしなければ、忘れ去られるだけなので、説明し続けることは大切な事ではありますが。

だからこそ、私は諺の意味を「遠くに行くために、周囲の人たちの速度にあわせて行きなさい」と捉えていたのです。
人も会社も急激な変化はなかなか起こるものではありませんから、周囲の人たちの理解と協力を得られるような努力をするべきなんだろう、と考えていました。

それは上述したように、「遠くまで行きたい」と考えていたからです。
ですが、最近は異なった意味でこの言葉を解釈するようになりました。
すなわち、

「おなじ速度で進みたいと思う人たちと遠くまで行きなさい」

という意味に解釈するようになりました。
ようするに、ひとり孤独に早く行くでもなく、周囲の人たちにあわせた速度で行くのでもなく、自分の速度で「早く、遠くまでいける」ように行動ばいいじゃないか、と考えるようになったのです。
自分がストレスを感じない速度、もしくは、自分が考えている以上に早くものごとが進むという焦りやストレスを感じる速度。
その速度を保ちながら、仲間と助け合いながら遠くまで行く。
このことを両立することは可能です。

周囲の人たちの速度に配慮する、あわせる、といったことは必要なのかもしれません。
しかし、周囲の人たちへの配慮をいいわけに、なにもしない、という選択をしてしまうこともあるはずです。
ですから、「どのように自分の速度を落とさないで行動するか」ということを考える必要があるのです。

そして、目標までの孤独な旅を寂しいと思うなら、目標を超えて遠くまで行きたいと思うなら、ぜひ、自分とおなじかそれ以上の速度で進んでいる仲間を見つけてみましょう。

勉強会やセミナーなどに行けば、さらに多くの人たちと出会えると思います。
たとえ、勉強会など行かずとも、会社のなかにも、自分とおなじ速度で、おなじ目標を持って進んでくれる人たちは結構いるものです。

「みんなで早く遠くまで行く」

同じ速度で進んでくれる仲間が見つかったら、それはきっと可能なことだと、最近は考えるようになりました。

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