電子書籍の現在について話を聞いてきた。

どこまでブログとして書いて良いかわからないのですが、ちょっとした縁で電子書籍を出版されている方々とお話しする機会を得ました。
具体的な話はちょっとぼかしながら、そのときのことをまとめてみたいと思います。

本当は技術のお話をお聞きする予定だったのですが、「何故やっているんだろう」「どういった点に魅力を感じているんだろう」などの質問が多かったです。
ここは、今からなにかやりたい!と考えている人たちと、もうすでにやっている人たちの大きな違いだろうと思います。
実際に、販売サイトを作ってもいなければ、本を編集したこともない、となると、技術ベースの話はしにくかったのかな、と思います。

私は、実際に販売も編集もしたことがありません。
ですから、どうしても電子書籍に関わっておられる方たちの動機や書籍との関わり方に目が向いてしまいました。
そもそも、どのようなツールや環境で編集をされているのか、という最低限のことすら聞いていない、という体たらくで、反省しております。

実践にまで至っていない身としては、電子書籍に関する自分の考え方や見通しについて、実践者の知恵や考え方を知ることで、実践にいたるための度胸というか、きっかけを貰いたかったのだと思います。

お話を聞いて認識を改めたことは、「出版が手軽になる、リスクが小さくなる」ということが、書く人と編集する人などの作り手の人たちにとって非常に恩恵が大きい、ということでした。

電子書籍の編集という作業に深くどころか、ほとんど触れなかったために、実際の作業量はわかりません。
しかし、印刷しなくて良い、という点が圧倒的な手軽さ、リスクの低さ、を繋がっているようでした。

また、権利的には紙で出版されている書籍を電子化して出版することは問題がない、という点や分量的には薄い本でも出版できる、など権利的にも精神的も、作業量的にも書き手の人の自由度が大きい部分も、魅力に繋がっているようでした。

出版が手軽になること、そして、リスクが小さくなる事の魅力を聞いていておもったことは、
「電子書籍には挑戦的な作品や実験的な作品が多く流通するだろうな」
ということでした。

まず、電子書籍の手軽さは、「同人誌」という分野に広がってゆくでしょう。
いままでは、「印刷代が。。。」と思っていて、出版できなかった人、出版できないと思っていて作品を作らなかった人たちが、出版するようになるでしょう。
そして、こうした傾向は、プロの作り手にも広がってゆきそうです。
紙に印刷して出版できるほどのページ数がない作品、自分ではぜひやってみたい企画だけども出版社が乗り気ではない作品、こうした作品が出版されるようになってきそうです。

もうひとつ重要なお話、つまり「お金が儲かりそうか」というお話を聞いてきました。
正直、品性がないな、と思っていたのですが、一番興味のある部分だったので、聞いてみました。
趣旨としては、上記の話とも繋がっていて、「書き手、編集など作り手が儲かりそうな感覚がありますか」という点を知りたかったのです。

結果は、十人十色、というか、それぞれご意見が違っていて、
「儲けを上げるのは難しい」
「今は儲からないが、儲かる仕組みが作られてくるかも」
「未来永劫儲からない」
というものでした。
作り手に得があるから、というよりは、カオスな状況を楽しむ、という感覚が強いのかな、と思いました。

もうひとつ印象深かった点は、電子書籍というものを広がりとして捉えていらっしゃった(ように感じた)ことです。
よく言われることですが、紙と電子は相反するものではなく、
コンテンツも、流通経路も、広がろうとしているなかで、
「何を作るのか」
「どうやって流通させるのか」
「どうやって表現するのか」
を実践を通じて模索されているのかな、と思いました。

なによりも、印象深かったのはみなさんがすごく楽しそうに活動について、話されていたことです。
本や読書、書くことが好きで、その一環として電子書籍という分野にもかかわっておられる、という印象が非常に強かったです。

今回は、お話を聞くばかりでした。
またの機会があったときには、私自身が実践を通じて学んだこと基礎に、情報交換ができるようになっていたい、と思います。
実践へと向かうためのやる気を得た、というのが、一番の収穫だったと思います。

みなさま、ありがとうございました。

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