大人たちのドヤ顔カンファレンスになってほしいと思った@Visionaries Summit

今日、Visionaries Summit2011というイベントに参加してきた。
基調講演で中島聡さん、そして、及川卓也さんのお話を聞いただけで帰ってきたのだけれども、非常に印象深い話だった。

中島さんは自身の経験とビジネスの観点から、及川さんは開発プロセスと技術的な観点からと、話している素材は違ったのだけれども、「エンジニアは自分自身のビジョンをもって行動することが重要である」という1つの点において同じだった。

及川さんがいっていた「人生は一度きりしかない」という言葉は使い古されているけれど、これを実感している人はそれほど多くないと思う。

僕が初めて実感したのは、先の3月11日の大震災だったと思う。
これまで、祖父母や父など近しい人間の死をみとってきてもなかなか実感することのなかった感覚をあの大震災はしっかりと僕に実感させた。

地震の経験を機に「自分はどうなりたいんだろう」という疑問とその時までよりは真剣に向き合うようになり、新しいこと、新しい働き場所を求めて転職活動を始めた。

格好つければ、自分なりのビジョンを考える、ということに真剣に取り組み、その結果、行動を起こした、といえるだろう。

お金持ちでもなければ、なにかすごいプロダクトを作っているわけでもない僕が言うのは、完全に過言だとは思うのだけれども、お金も技術力も手段でしかない。

それは、「エンジニアとして自由には携わるコトを選べる」という自由を手にする手段だと思う。

お金がなければ気に入らない職場をやめたりすることはできないし、理想の開発環境を作れずにストレスを抱えてながら開発することになる。

中島さんは、「カンファレンスに来たら営業しろ、たとえ、今の会社が好きでバリバリ仕事をしていてもだ」というようなことをいっていた。

自分のエンジニア個人としての営業活動することは、人見知りかどうか以前に難しい。

自分がなにをしているのか、自分が何が出来るのか、どのようなことがしたいのか、そのようなことが話すことが必要だからだ。

これはその場の思いつきで話せるようなことではなく、まさに大事の前の小事、常日頃から考えておかないとできない。

そして、考えていることを実践しなければならないからだ。

ビジョン、という言葉は抽象的でわかりにくい。
何やら高尚だし、格好つけた気の利いた一文でなければないような気がする。

もっと単純に、「一度きりしかない人生で今やりたいことなんだろう」と考えてもいいと思う。
ただ、やりたいことを見つけるのも難しい。

なにも考えず、システム開発の世界に入ってきた僕には、入社当時にはやりたいことなどなにもなかった。

提案できるひとつの方法は、「現状にたいする一番の不満はなんだろう」と考えてみることではないだろうか。
現状への不満と失望は、理想にたいする現状のギャップから生まれる。

だから、自分にとっての「理想とはなんだろう」と考えることのヒントになると思う。

僕が転職した理由は、理想に近づくためにという格好のいいものだけではなかった。

満員電車にのりたくない。
後輩を中心に周囲の人たちがドンドンと辞めていっている。
会社が発展してゆく姿が見えない。

ネガティブな感情、格好悪い理由は理想よりもいくらでも並べることが出来る。

なにより耐え難かったギャップは、「自分が作りたい!」と思ったものが作り出せない、という自身の知識と技術のなさだった。

技術をろくに知らないから優れた設計もできず、優れた設計ができないために良い技術を活かすことができない。
会社や社会を発展させるよりも、ダメージを与えてしまう。

そんなエンジニア像が浮かんでしまったのだ。

だからこそ、こんな自分でもプログラミングに携わり、つくることに携われる会社に行きたいと思ったのだ。

そして、すこしは理想に近づいていることを実感している。

思い立ったら即行動、というのは、1度目の転職のタイミングを逃した、と言っていた及川さんの言葉だったと思う。

ということで、思い立ったら即行動。
僕は、短期間で転職した。
で、今度は、思いつきのままブログを書いてみた。

最後に、VisionariesSammitというのはイベントタイトルに惹かれるものがあった。

個人的には大人たちが、「これをやりたい、これをやる、これをやっている」というビジョンに基づいた経験を、ドヤ顔でかってくれるカンファレンスになってくれると面白いだろうな、とおもう。

実際に、基調講演は中島さんと及川さんのそんなお話だったように思う。
そして、大人たちがビジョンややっていることをいきいきと語る場はなかなかないと思う。

だからこそ、そんな場になってくれるとうれしいな、と思った。

toggeter #visiosumi
http://togetter.com/li/167842

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