現場と現場をつなぐ現場

このエントリーは『DevLOVE Advent Calendar 2013 「現場」』の3日目の記事です。
(更新日付は11日になっておりますが、12日の0時に更新しております。。。)

自己紹介
oppy(おっぴー、ぴーおつ)と呼ばれるWebエンジニア兼COO。それぞれ、経歴は2年半と1年未満で未熟。
Webのアクセスデータを収集、解析してマーケティングなどに活かすWebサービスを渋谷で作っている。
好きなモノはビールとアート。
好きな言語は、JavaとJsとGroovy。

自分にとっての現場
DevLOVE現場甲子園では1回の裏に発表をさせていただいた。
ふりかえっても終始ありきたりな話になってしまい、せっかくお話を聞きに来ていただいた方にはもうしわけないな、と思った。
こういう場では話す側、つまり自分がいちばん勉強ができるのであって、今回も1つの学びを得たのでそれを書いて僕のアドベントカレンダーとする。

発表の際に僕が取り上げたのは、現場と経営の対立と協調だった。
よくわからないが現場と経営はよく対立するものであって、対立することが当たり前と捉えられている。

で、そもそも現場と経営ってなんだろう、という定義に立ち返るとむずかしい。
Devlove甲子園では、
現場:人が手と頭で価値創造する場
経営:お金(の按分)で価値創造する場
と定義してお話をしたんだけど、これだと「人事」や「総務」というお仕事はどこに入るのかわからない(という状態ではなした)。
ま、文系、理系のわけでいうと運動系や芸術系の学問はどっちにはいるのか、という問題に等しい。

DevLOVE現場甲子園で話し終わったあと、ある方と話していた気づいたことがある。
あたりまえなのだけど、エンジニアにはエンジニアの現場があり、経営者には経営者の現場がある。
エンジニアも経営者も、自分の現場で手と頭を使って全力をつくしているわけだ。
ようするに、現場と経営が対立しているのではなく、エンジニアの現場と経営者の現場が対立することがある、という状況の理解しかたが正しい、ということだ。

現場同士の対立を解消するには何が必要だろうか。
ここの答えは変わっていない。
つまり、お互いの現場で「なぜ」を追求しつづけるということだ。
「なぜコードを書くのか」「なぜ会社を運営するのか」「なぜ働くのか」こうした自らの行いに関する根源的な欲求にたいする問いとその答えに忠実な行動が会社というコミュニティを活性化させる。

根源的な欲求に対する問いは、自身の行動を深める。
自らの根源的欲求かが満たす事が出来る場で行動をするとき、人は無駄なく集中した一貫した行動で大きな成果をあげる。
これは、だれでも少しは経験があるはずだ。
たとえば、面白くてたまらない本を読んでいるときなんかはそうだし、きっと、部活なんかでもそんな経験がある人も多いと思う。

しかし、この「なぜ」は人によっても立場によっても異なる。
そして、現場が違い、見るものが違い、同じものを見ても解釈が異なり、それゆえ行動の優先順位が異なる。
そのためにお互いの現場で個別最適化がはかられ、対立が生まれてくる。

しかしながら、この対立、一方はAに向かい、一方はBに向かおうというする意志が引き起こす緊張こそが各々の現場を活性化させる。
お互いの現場の個別最適化が引き起こす緊張が上手く統合され、同じ目的に向かっている状態を生み出すことができているかいないか、
これが対立しているか、協調していないかを区別するものであって緊張は常に保ち続けるものだ。

エンジニアとして、COOとして2つの現場を知る僕の役割は、「翻訳」だ。

個別最適化することなく、複数の現場が活性化するには、CEOが示す統一的なビジョンにもとづいた対話が不可欠だ。
しかし、お互いの現場を知らない人たちの言葉は往々にして、相互理解をうまない。
相手の思考や思いへの無知から、相手の考えや価値観を否定することも少なくない。

これは正しい緊張状態ではなく、対立を生みひいてはお互いを尊重する、という言い訳とともにお互いから遠ざかるだけだ。
だからこそ、お互いの現場の言葉が通じあうような場がつくれるように、双方の言葉を翻訳しお互いの言葉が通じする素地を作ることが必要になる。

まずは定性的なデータの共有と解釈を戦わせるところからが始まりだと考えている。
理想的には徹底した議論がおこなわれることだが、まずは、相手の言葉を聞く機会をつくるところからはじめよう。

相互理解の苦労を経ないまま、下手な協調にいたりうまれる慮りは馴れ合いを生む。
お互いが遠慮をして、居酒屋のテーブルに1つだけ残された冷めた唐揚げのように、心配事や問題を扱うような現場同士の関係性ではなく、
冷めて美味しくなくなる前に、熱いうちに自分が平らげてしまう、そんな関係がきっとお互いの現場を活性化する。

エンジニアの現場と経営の現場、どちらも未熟ながら知った人間の現場は、会社というコミュニティに多数ある現場をつなげ、活性化させる現場だったのだ。
そんな気づきをDevLOVE現場甲子園で得た。

ぼくの現場からは以上です。

次の人へ
DevLOVE現場甲子園では誠実かつ安定感のあるまとめ力は主砲級、4番バッターにふさわしい活躍されていました。
TheHiroこと伊藤さんです。
「If your smeeeeell what’s TheHiro is cooking!!!!!」(野球関係なし

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