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月を目指して(1)~CSM研修について上司へメールを出してみた~

2月 2, 2010

以下のメールを、認定スクラムマスターの研修申請として、会社へ提出してみました。
もちろん本物のメールとは文章を変えています。

このメールを送ったことで、

・参加の許可はもらえるのか?
・研修費用の補助はもらえるのか?

など、何が起こるのか。
結果はまた後日、お知らせします。

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部長

お疲れさまです。

事前に一度、申請をいたしましたが、受講したい研修があります。
2日にわたる研修ですので、出社扱いで研修を受講したいと考えております。
本日は、その許可をいただきたく、メールをいたしました。

また、この研修は、研修費が20万円と高額です。
そのため、可能な範囲で研修費の金銭的な補助をいただければ、思っております。
もちろん、現在のわが社の状況は理解しているつもりですので、金銭的な補助について無理を申し上げるつもりはありません。

以下、簡単に研修内容とその意義について私見を述べさせていただきます。

名称:認定スクラムマスター(CSM)
開催日: 2010/3/15(月) ~ 2010/3/16(火)
内容:
開発手法の1つスクラムについて、座学で学びます。
研修後は、認定スクラムマスターという資格を得ることができます。
国家資格ではありません。

私見:
スクラムは、ソフトウェアのあらたな開発手法、アジャイル開発の手法の1つとして、注目を集めはじめています。
現在では、マイクロソフトやIBMも開発に、スクラム、およびアジャイル開発を取り入れ始めています。
その流れを汲んでか、日経コンピュータでも、スクラムなどのアジャイル開発について特集が組まれています。(※ PDFをご参照ください。)
(※PDFの内容は、『日経コンピュータ』の連載記事「幸せを呼ぶアジャイル開発」のコピーを貼り付けました。)

私は、昨年からスクラムの勉強会に出席してきました。
添付したPDFにも登場しております、「すくすくスクラム」という勉強会です。
勉強して感じたのは、スクラムが、今後、システム開発において主流の開発手法の1つになる、ということです。
そして、わが社でもスクラムをはじめとしたアジャイル開発の知識、技術をもたないことは、非常に大きなリスクになる、ということを感じました。

現在、日本において、アジャイル開発およびスクラムはほとんど導入事例がありません。
しかし、世界においては若干、状況が異なっています。
たとえば、世界88カ国、2570人から回答を募ったアンケートでは、約20~25%の組織がアジャイル開発を導入した経験がある、との調査結果があります。(※ PDFをご参照ください。)

また、別の米会社の調査では、1300人のディベロッパーからの回答で、約45%が何らかのアジャイル開発を導入している、という結果もあります。
(http://www.eweek.com/c/a/Application-Development/Report-Agile-Development-Hitting-the-Mainstream-539452/)
両方の調査において、アジャイル開発の中でもとくにスクラムの採用率は1番高く、現実的な開発手法として受け入れられているようです。

また、スクラムという開発手法は、日本的な組織にもなじみやすい開発手法だとおもっています。
というのはスクラムが、富士ゼロックスやHONDA、日本電気やブラザー工業など数々の日本企業が採用していた開発プロジェクトが元になり、アメリカで誕生した手法だからです。

いままで、設計手法や開発手法、開発言語、果ては経営管理の手法なども、新たなものが出現するたび、一過性のブームとなり消滅しています。
そうした点から、スクラムという開発手法も、単なるブームで終わる可能性はあります。
また現在、わが社を取り巻く環境は非常に厳しく、新たな試みをする余裕はないのかもしれません。
しかし、変化についてゆけず、取り残されることも、わが社が恐れるべきことだと思っています。

たしかに、現在のわが社がおかれた状況は、部長の言葉をお借りすれば経営の状況は「守り」にあるのだと思っています。
ただ、「守り」の時期こそ、変化に備え、「攻め」に転じるための準備をする時期であると考えております。
そして、スクラムなどのアジャイル開発の手法を学ぶことが、変化に備え、「攻め」に転じるための準備になると、私は考えております。

もちろん学ぶだけでは、何も意味はありません。
ですので、たとえば、学んだ知識を活かして、社内システムの開発に試験的に導入するなど、知識を力に変えることもできると考えております。

今後、わが社が「攻め」の時期を向かえた際、なにか推進力なるものが必要なはずです。
そして、推進力となるものが、スクラムの手法の知識と経験をもつエンジニアだと思っています。

なによりも、変化に取り残されるリスクを避ける必要があります。
世界におけるアジャイル開発の現状を見ると、スクラムを含めて、アジャイル開発について無知であることは、非常に高いリスクであると思っています。
こうした点からも、スクラムを学ぶ意義はあると考えております。

以上のように、スクラムを学び、知識を得ておくことは、今後、わが社の利益に結びつくものと考えております。
ぜひ、受講の許可がいただけますよう、ご一考をお願いいたします。
また、だめもとですが、金銭的な補助についても、よろしくお願いいたします。

長々と失礼いたしました。

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さて、どうなるでしょうか?

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