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私は「月」を目指すことにしました。

12月 19, 2009

唐突ですが、月を目指すことにしました。
その月は、

「汎用機開発と美術について語れるスクラムマスターになる」

というものです。
そのために、

「次回の認定スクラムマスター研修を受ける」
「2010年11月の美術検定で3級を取得する」
「1年後にアジャイル開発・保守チームを社内につくる」

という目標を立てました。
やれるかどうかは、わかりません。
とくに、3番目は独力だけは絶対に無理です。相当、難しい試みだと思います。
でも、目指すべき場所は、はっきりしてきました。ですので、やりがいがある、と思っています。

さて、なぜいきなりそのようなことを書き始めたかといいますと、きっかけがあります。
それは、1冊の本との出会ったこと、2009/12/12(土)に「DevLOVE2009 FUSION」というシステム開発などに携わるエンジニアが集うイベントに参加したことです。

まず本の紹介です。その本とは、本田直之さんの『パーソナル・マーケティング』です。

この本を読んで、キャリアを築くに際して、マルチ・キャリア、そしてコントリビューション(貢献)という考え方を意識するようになりました。
マルチキャリアとは、自分の強みを掛け算することです。

ひとつの分野で抜きんでて実績を出すことは難しくても、いくつかの要素を組み合わせることで独自性を創りだすことが可能です。(p.141)

たとえば、汎用機開発に携わる人は、まだたくさんいます。しかし、汎用機開発に携わり、かつエクストリーム・スポーツをやっている人は、あまりいないはず。
さらに、その人がはやりの野菜ソムリエの資格を取得したら、その人の独自性はいっそう際立つでしょう。

では、掛け合わせることができる強み、とはどんなものでしょうか。
著者は、強みを「人に教えられるもの」と表現しています。

ところで、「強み」とは何でしょうか? 私はひとことで言って、「人に教えられることを持っている」ことだと考えます。
(中略)
ちなみに私は、自分がキャリアを積んだり、スキルを磨いたりするときにまず、「それを身につけることが、誰かの役に立つだろうか?」と自問するようにしています。(pp.88-89)

「人に教えられる」「人の役に立つ」という知識や経済の根源的な考え方にもとづいた、「強み」の表現が、わかりやすく、納得できました。
こうした、マルチ・キャリアとコントリビューションに基づいて、キャリアを形成しようと考えたときに、今度は別の疑問が浮かんできました。
それこそが、「今後、自分は何を目指すべきか」「今後、自分は何に取り組むべきか」という疑問です。

「独自性のあるキャリアを構築したい」
「そのキャリアを築くうえで何を強みとすべきか、何が人の役に立つか」
「キャリアを築くうえでプラスになるスキルを何か」

こうした質問がぐるぐると頭の中を回った状態で、私は「DevLOVE2009 FUSION」に参加したのです。
そして、とてもうれしい思いをしたのです。
それは、こんぴろさんのセッションで、

「汎用機開発に携われるのは、うらやましい」
「汎用機開発とオープンとの橋渡し的な技術を学んでみたら」

という言葉をいただけたことです。
汎用機開発でも学ぶべきことはあります。
しかし、これから先を見通したときに、汎用機の開発における知識だけではとても不安でした。
レガシー技術といわれ、これから火が消えてゆくような技術に業務でかかわることに、閉塞感を感じていました。

そんな私にとって、セッションいただいた2つのアドバイスは、目の前の扉を開く鍵のようでした。
汎用機開発に携わることそのものに、可能性を感じ始めることができたのです。

上記で紹介した『パーソナル・マーケティング』におけるマルチ・キャリアにおいても、「20代で汎用機開発に携わった」という事実はきっと独自性をだすためのひとつの要素になると感じることができたのです。

また、なによりも、

「生き残る、という戦略を考えてみたら」

という言葉いただいたときには、本当に心が洗われる思いでした。

「もっとチームを良くしたい」
「もっと役に立てる技術者になりたい」

と考えて、学んでいるうちに、ついつい独りよがりになり、

「もっと華々しい活躍をしたい」
「もっと褒められたい」

という的のはずれた欲求も生み出していたのではないか、と反省させられました。
華々しい活躍もすばらしいですが、今、それが望めないのであれば、「生き残る」という謙虚な姿勢から自分の仕事の価値やキャリアについて考えてみるのも良いかもしれない、と思えました。
何より、自分の能力を鍛えることは、自分自身が華々しい活躍をするためではないのです。
それは、仕事とはお客様とチーム、そして社会に貢献することが目的です。
その第一の原則を、「生き残る」という言葉に思い出させていただきました。

このほかにも、セッションやエンジニアの人との交流をつうじて、

「クラウドはバズワードじゃないっぽいな」
「今、アジャイルに参入することでアーリーマジョリティーにはなりえるかも」
「ドラゴンボール理論、ワンピース精神に準じるワンフレーズの原則をつくってみたいな」
「アジャイルを導入するに役立つビルディングタイプはあるなかな」

などと取り留めのないことを考えました。
まだまだ、まとめられる段階ではないので、記事にはできませんでした。
これから学びや経験を通じて、自分の思ったこれらのことをまとめて記事にしたいと思います。

何よりも楽しかった!
そして、とても大きな成果も得られました。
その成果が、自分の強みと信じる要素をFUSIONさせた、冒頭にある私の「月」です。

※「月」=目標。 これは、papandaさんのセッションからのパクリです。

【コミュニティ情報】
◆DevLOVE
・DevLOVE’Site
・DevLOVEメーリングリスト・サイト ※googlegroupへの参加が必要です。
【イベント情報】
◆「DevLOVE2009 FUSION」 ※すでに終了しています。
http://www.machoup.jp/devlove2009/index.html

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