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英語でアートを学んでおろおろする

11月 29, 2009

<銀座・松屋のすぐそばで>
2009/11/29(日)に、宮本由紀さんという方が開催されている「英語を使ってアートを学ぼう!」という講座を受講しました。
先月あたりに、@npocatさんのつぶやきで情報を見つけて、勢いで申し込んでしまいました。

会場は、銀座・松屋のちかくにある菓楽(からく)さんという、おしゃれな喫茶店です。
普段は、お菓子や料理の教室を開いているスペースが、この講座での教室となるようです。

美術の知識といえば、大学でちょっとだけ図像学をかじっただけ。。。
英語はTOEIC400点。。。
しかも、リーディングは150点。。。

正直、授業を受けても大丈夫かな、という心配がありました。
が、やはり

英語で好きなことをする
英語を勉強するのではなく、英語で勉強する

ということが、英語の上達のコツ、といろいろな方から聞いていたり、アートに関連する知識をもっと身につけたい、と思っていたりした私にとっては、まさにうってつけの講座なので心配を乗り越えて参加することにしました。

<当時の日本の美術が自由を体現してたとは>
さて、授業の内容ですが、今回はフランスで起こったジャポニスム(Japonisme)についてでした。
ジャポニスムの時代のアーティストは、日本でもとても人気がありますね。
代表的な作家はマネやロートレック、ゴッホ、ゴーギャン、モネなど、美術に興味のない人も一度は名前を聞いたことがあるでしょう。
また、これらの人の作品展を行えばたくさんのお客さんが集まる、美術に興味のある人にとっては、はずすことのできないアーティストたちです。
そして、こうした歴史に名を残す人気のアーティストたちが、日本の美術のいかなる部分に影響を受けたのか、ということを流行からの側面と美学からの側面から先生が英語で解説をしてくれます。

問題の英語なのですが、やはり難しかったです。
私の場合、完全に単語を理解している量が不足しており、話の内容で理解できたのは5割ぐらいではないか、と思います。
とはいえ、日本の美術がジャポニスム、としてどのような点がフランスで評価され、技法や考え方が取り入れられたのか、という点については理解できた、と思っています。

・陰影をつけずに色を塗る平面的な色使い
・対象を左右、非対称に配置するという空間の使い方
・主たる対象が何をはっきりさせなかったり、対象を途中切ってしまい描ききらないという構図の斬新さ
・一般的な生活などを描く、という風俗画というジャンル

当時、フランスの美術界はサロンを中心として権威のもとに成り立っていたため、格式にとらわれすぎ、作品に自由がありませんでした。
日本の美術の上記のような特徴は、当時のサロン主体の美術界に閉塞感を感じていたアーティストたちとって、自由を感じさせるものであり、影響をあたえていったのです。
授業ではさらに、カラーで印刷されたテキストで作品を観ながら、作品のどのような点に影響を感じ取れるか、などを細かく先生に説明していただけます。
また、日本語でもフォローをしていただけるので、要点がすっきりわかりやすく学べます。
(などと書いて、間違いがあったら恥ずかしいですが。。。)

なにより、英語での解説でわからないところがあったり、わかるところがあったり、という点が、とても面白みがあります。
特に先生の英語の解説が理解できると、その解説がとってもよく頭に残ります。
おそらく、「英語がわかった!」という快感が知識を定着させるのに一役買っているのではないかと思います。

<もっと英語で美術について勉強したい>

英語での解説が始まってすぐのころは、周りの人は解説に相槌を打っているのに、自分はさっぱり理解できない、という状況を感じ取って「やばい、来る場所を間違えたな」とおもいました。
しかし、それでもある程度、集中して聞いていると徐々に、理解できるところも出てきます。そうすると、とたんに英語と美術について学ぶことが楽しくなってきます。
先生がお話されたことを、すべて理解できたわけではありませんが、とても良い勉強になり、満足の良く講義となりました。
とくに、来年の5月から始まるルネサンス・コースには是非、出てみたいと思っています。
そのときまでには、もっと英語の能力を上げて、積極的に授業に参加できるようになっていたい、とおもいます。

ちなみに生徒さんの比率は男女とも、半々ぐらいでした。
女性ばっかりだったらどうしよう、と心配されている方も、心配は要りません。
ただし、参加されている生徒さんたちも、英語でお話しをされる方が多かったです。レベルが高いですね。

【会場情報】
◆「英語をつかってアートを学ぼう」
http://www.yukiart.jp/
◆菓楽
http://www.karacu.jp/

【講師情報】
◆宮本由紀さん
・Art is Life アートのある暮らし

【次の予定】
◆「ヴェルナー・パントン」展 @東京オペラシティ
http://www.operacity.jp/ag/exh111/
◆TAB-ヴェルナー・パントン 展
http://www.tokyoartbeat.com/event/2009/E961
※すでに鑑賞済み。近々、記事を書きます!

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